坂上真清CD「ケルティック・サクセション~ケルトの幻影~」

フェスティバル・コンサートに出演される坂上真清さんの新作「ケルティック・サクセション~ケルトの幻影~」がティートック・レコーズより発表されました。フェスティバルの会場でも販売いたしますので、まずはご視聴のうえ、ぜひお買い求めください。


作品紹介

自分にとってこの「Celtic Succession ~ケルトの幻影~」はハープソロとして3枚目のアルバムになります。ここ数年はヨーロッパの民族音楽に影響を受けたオリジナル曲を「ハンドリオン」「スリーラビリンス」として発表してきましたが、今回のアルバムには18世紀アイルランドの吟遊詩人 " オキャロラン " の作品を含むアイルランドとブルターニュの伝統音楽、そしてこれまでの作品から選りすぐりのオリジナル曲を収録しています。 ケルトの伝統が残るアイルランドやスコットランド、ブルターニュでは中世よりハープを持った吟遊詩人が旅をして貴族の為に曲を捧げる伝統があり、彼らが奏でていたのが金属弦を張った小型のハープでした。チェンバロにも似たその煌びやかな音色と深く長い残響音は、一般に知られているガット弦やナイロン弦を張ったハープとはまったく異なるものです。レコーディングにあたり心がけたのは、金属弦ハープが持つマジカルな音の" ゆらぎ "を失わないという事でした。この素晴らしい音像のCDから聴こえてくる音色に中世ケルトへの想いを馳せてもらえたら嬉しく思います。

坂上 真清


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